生理予定日から使える早期妊娠検査薬で陰性がでたら妊娠していない？早期妊娠検査薬で陰性がでる理由
通常の妊娠検査薬は、生理予定日の一週間後から使用できるものがほとんとですが、生理予定日の当日から使用できる早期妊娠検査薬というものがあり、よく使用されるのはチェックワンファストです。１日も早く妊娠しているか確認したくて、使用してみたら陰性だったという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。では、早期妊娠検査薬で陰性だった場合は妊娠していないのでしょうか？今後陽性がでる可能性は？そんな疑問を解決します。
早期妊娠検査薬ってなんで早く使えるの？
通常薬局でよく目にする妊娠検査薬は、生理予定日の一週間後から使用できますが生理予定日の当日から使用できる早期妊娠検査薬(チェックワンファスト)との違いは感知できるホルモン数値の違いです。女性は妊娠が成立すると、hCGというホルモンが体内で多く分泌されるようになります。妊娠検査薬は分泌されるhCGの数値を感知し、そこから妊娠の陽性・陰性を判別しており、通常よく目にする生理予定日から一週間後から使用できる妊娠検査薬は尿の中のhCGが50mIU/mLを超えると陽性反応が出ます。
一方、生理予定日の当日から使用できる妊娠検査薬は、尿の中のhCGが25mIU/mLを超えた時点で妊娠の陽性反応が出るので、通常のものよりはやく妊娠を知ることができる仕組みです。
【妊娠検査薬の口コミはこちらも参考にしてみてください】
早期妊娠検査薬で陰性が出たら妊娠していない？
早期妊娠検査薬は、尿の中のhcGが25mIU/mLを超えたら陽性反応を感知できますが妊娠していても陰性が出る場合があります。
- 排卵日が遅れ、生理予定日が間違っている
排卵日が予測したものからずれている場合、必然的に生理予定日もずれ込みます。その場合は感知に必要なhCGがまだ分泌されておらず妊娠していても陰性がでる可能性があります。
- 生理予定日の当日でも、検知に必要なhCGが十分に分泌されていない
hCGは人それぞれ分泌されるスピードが違い、ゆっくりと分泌される女性の場合は生理予定日の当日であっても陰性がでる可能性があります。
- 尿が薄すぎて、正確に感知できていない
水分を多く摂取したあとの尿の場合、尿の中に含まれるhCGも薄くなり正確な感知ができない場合もあります。妊娠検査薬を使用する際は、朝一の尿で検査するのがおすすめです。
- 多胎児（双子以上）でホルモン数値が高すぎる
早期妊娠検査薬は、感知できる数値は低いですが多胎児を妊娠した場合はhCGが通常より多く分泌され、ホルモンの数値が高すぎて陰性が出る可能性があります。
生理がくるまでは諦めないで！
早期妊娠検査薬(チェックワンファスト)で、妊娠していても陰性がでる可能性は様々あります。早期妊娠検査薬(チェックワンファスト)で陰性だったからといってすぐに諦めてしまわずに、しばらくたっても生理がこない場合は再度、妊娠検査薬を使用してみましょう。
【妊娠検査薬についてはこちらの記事も参考にしてみてください】
